がん特化型運動支援施設「ルネサンス運動支援センター」、 EIM Japanによる後援制度の日本第1号施設として認定
当社は、大阪国際がんセンター患者交流棟にて運営するがん特化型運動支援施設「ルネサンス運動支援センター」が、EIM Japan(理事長:木村 穣、事務局:大阪府枚方市)による後援制度の施設に認定されたことをお知らせします。
この後援制度は、EIM Japanが「有疾患患者に対し適切な運動環境と安全で効果的な運動プログラムを提供する運動療法施設」と認めた施設を後援するものです。
ルネサンス運動支援センターは、日本におけるEIM Japanによる後援施設認定の第1号となります。
当社はがんと向き合う方々の体力づくり支援を拡げるため、今後もがんと運動領域の発展のため積極的に取り組んでまいります。
■EIM Japanについて
EIM とは、米国のアメリカスポーツ医学会(ACSM)が、2007 年から展開するスポーツ・運動療法普及プロジェクトで、既に世界 40 か国以上が本プロジェクトに参加しています。
日本においては、2018 年日本臨床運動療法学会の下部組織として、ACSM、関連省庁、運動療法関連学会および組織の協力のもと、Exercise Is Medicine (EIM) Japan が設立されました。各国の実情に応じて、政府機関と連携しながらスポーツ・運動療法の医療システムへの統合を目指しています。
■がん特化型運動施設 ルネサンス運動支援センターについて
2019 年に開設した、主に大阪国際がんセンターにて治療を行うがん患者を対象に、がんに関する知識を有した専門の運動指導員による治療前後の体力向上・回復を支援する施設です。また、ルネサンス運動支援センター内では、がん経験者を対象とした運動セミナーを毎月無料にて開催しています。
生涯のうち、2人に1人ががんになるといわれる現在※、がんとの共生は患者本人と家族、病院だけでなく地域や企業も含めた社会全体で考えていくべきテーマであるといえます。
当社は、長期ビジョンに掲げる「人生 100 年時代を豊かにする 健康のソリューションカンパニー」の実現を目指し、疾病予防だけでなく、がんをはじめとする病と共に生きる方々の治療前・中・後における QOL の維持・向上を支援してまいります。