神奈川県と未病改善等に関する連携協定を締結
当社は、神奈川県と健康長寿社会の実現に向けて、未病改善や健康経営※1等に関し、連携・協力するため、連携協定を締結しました。本協定を通して、双方の連携と協力により、神奈川県民の健康づくりを推進してまいります。
今後も、当社のノウハウやコンテンツを活用した自治体の健康づくり支援や地域活性化支援を積極的に行い、地域の課題解決に貢献してまいります。
左から 当社代表取締役社長執行役員 岡本 利治、神奈川県 知事 黒岩 祐治氏
■協定の内容、具体的取組について
本協定の締結により、当社と神奈川県は、当社が有する、企業や自治体での健康づくり支援などのヘルスケア事業に関する知見を活かしながら、次の連携・協力事項により未病改善等の推進を図り、県民の健康寿命の延伸と県内企業等への健康経営の浸透を図ってまいります。
1.未病改善の促進に関する事項
当社のスポーツクラブを活用し、子どもや女性、働く世代や高齢者など、ライフステージに応じた未病対策を行います。また、「未病指標※2」の利用者に対し、スポーツクラブやスタジオプログラムのオンライン配信サービス「ルネサンス オンライン Livestream®(以下「ROL」)の割引を適用することで未病指標の活用促進を図ります。
2.健康経営の推進に関する事項
神奈川県との共催で健康経営に係るセミナー等を開催し、主に中小企業に対してCHO構想※3を紹介するとともに、健康経営の浸透を図ります。また、CHO構想推進事業所の従業員・ご家族に対し、スポーツクラブ、ROLの割引を適用することで、CHO構想推進事業所登録促進を図ります。さらに、当社内での未病指標の活用促進に向けた取組を実施します。
3.運動リハビリテーションの活用に関する事項
神奈川県内の介護、医療(がん疾患、心疾患、脳卒中疾患等)、未病分野に関連した、運動リハビリテーションの活用を図ります。
4.その他の取組に関する事項
前項以外の未病改善等の推進に関する連携・協力に関する検討を行います。
※1 「健康経営」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。
※2 未病指標は、自分が健康と病気のグラデーションのどこにいるのか、現在の未病の状態を数値等で見える化するもので、県の健康管理アプリケーション「マイME-BYOカルテ」から利用することができます。
※3 CHO構想とは、企業や団体が事業所に健康管理最高責任者(CHO)を設置し、従業員やそのご家族の健康づくりを行う、いわゆる健康経営を進める取り組みです。神奈川県では、2017年度よりCHO構想に取り組む県内の事業所等を、CHO構想推進事業所として登録する事業を行っています(2023年12月現在760事業所が登録)。