健康経営に取り組む企業・健康保険組合に向けて 転倒災害予防の新プログラムの提供を開始
当社は、健康経営※に取り組む企業・健康保険組合に向けて、新プログラム「転倒災害予防のための『からだチェック&エクササイズ(以下、本プログラム)』」の提供を9月より開始いたしました。
※健康経営はNPO法人健康経営研究会の登録商標です。
■サービス提供の背景・目的
厚生労働省による令和3年の労働災害発生状況によると、日本の労働災害の中で、「転倒災害」が職種を問わず増加の傾向にあります。転倒災害は、50代以降での発生件数が増えており、60代後半では20代と比較して男性は4倍、女性は16倍の発生率となっています。今後、急速に進む少子高齢化の影響を受けて、働く従業員の平均年齢がますます上昇していくことが予見され、事業者は労働安全衛生対策の一環として、今から従業員の転倒予防に取り組んでいく必要があります。
■「転倒災害予防のための『からだチェック&エクササイズ』」について
本プログラムは、転倒予防につながる体づくりを目的とした体操の実践やセルフチェックを通して自身の体の状態を把握し、体づくりの必要性を自分事として捉えることで、転倒などの労働災害の予防を目指します。開催方法と実施時間は、ニーズや環境に応じて選択することができます。
≪開催方法≫
オフィス等への出張タイプとオンラインタイプの2パターン。
≪実施時間≫
30分、45分、60分の3パターン。
≪プログラムの特徴≫
1.加齢に伴う体の変化についてのレクチャー
労働災害の現状や年齢を重ねることで起きる身体機能や筋肉量の変化について説明し、早期から体づくりをしておくことで得られるメリットをお伝えします。
2.転倒災害予防のための体づくりの実践
転倒災害予防につながるストレッチ、筋力トレーニング、バランストレーニングで構成された3分間の体操を実施します。体操の前に、動きの目的や動き方のポイント等の解説を行います。またこの体操は、受講後も継続して実践いただけるよう、オンデマンド配信します。
3.セルフチェックの実施
下半身の筋力、敏捷(びんしょう)性、歩行能力をみる3つのセルフチェックを実施することで、自身の体の状態をその場で把握することができます。
※オンラインで実施の場合は、歩行能力をみる測定は紹介のみ
≪監修≫
健康経営の第一人者 岡田邦夫氏
NPO法人 健康経営研究会 理事長
労働衛生コンサルタント
●経歴
大阪市立大学大学院医学研究科修了後、
大阪ガス株式会社統括産業医、大阪市立大学医学部臨床教授、
大阪経済大学客員教授、プール学院大学教育学部教授、
大阪成蹊大学教育学部教授等を経て、
現在、女子栄養大学大学院客員教授、健康長寿産業連合会理事
≪プログラム詳細URL≫
■オンライン無料体験会の開催について
プログラムのリリースに合わせ、無料のオンライン体験会を実施します。詳細とお申込みフォームは、下記URLよりご確認いただけます。
・9月21日(水) 10:00~11:30 https://s-re.seminarone.com/kenkoukeiei_20220921/event
・9月27日(火) 16:00~17:30 https://s-re.seminarone.com/kenkoukeiei_20220927/event
【こんな方へおススメです】
・健康づくり、福利厚生ご担当者(健康保険組合・事業所・労働組合・従業員組合等)
・人事、労政、安全衛生(労働災害防止)ご担当者
・産業医、看護師、保健師、安全衛生委員
・2022年度 健康づくり事業の計画・立案、策定をされている方
・社内の健康イベントを担当されている方
・健康経営優良法人認定取得を目指す法人のご担当者様・管理職の方
当社は、「人生100年時代を豊かにする 健康のソリューションカンパニー」を長期ビジョンに掲げ、これまでに、働く方の健康づくりのための運動プログラムの提供や、企業のニーズに合わせたオリジナル体操の開発・提供などを通じて、健康経営の実施を支援してまいりました。今後、当社の運動指導のノウハウを活かした、職場の労働安全衛生の維持・向上にも取り組み、働く皆さまの「生きがい創造」に貢献してまいります。