脳卒中の回復のための
効果的なプログラム
ルネサンスリハビリセンターでは、麻痺の症状に合わせて
リハビリの専門職が個別にメニューを提供し、麻痺の回復に挑戦します。
「職場に復帰したい」「段差のある道を安心して歩きたい」「もう一度料理がしたい」などの希望がかなえられるよう、
リハビリの専門家(理学療法士等)と運動の専門家(運動指導員)がサポートします。
川平促通反復エクササイズ
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1. 反復運動
同じ動きを100回程度反復することで、麻痺の回復を目指します。
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2. 電気刺激
弱い電気刺激と併用して反復動作を行なうと、より効果的な運動となります。
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3. 振動刺激
緊張が高い筋肉に振動刺激を与えると数分で、筋肉の緊張を緩和することができます。
上肢に対しての
麻痺改善プログラム
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麻痺側上肢の評価
海外で広く使用されている道具を用いた上肢機能評価です。動作に対する達成度と要した時間を指標に評価します。
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上肢リハビリ装置 AR2
電気・振動刺激を併用しながら、上肢の動きをサポートする装置です。
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随意運動介助型電気刺激 IVES
脳からの運動指令によって生じる筋肉の活動を電気信号として読み取り、筋肉低下のある手足に電気刺激を与えます。
歩行再建プログラム
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歩行の評価
歩行を動画で撮影し、問題となっている原因と対策を説明します。
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装具の選定
一人ひとりの歩行の状況にあわせて体幹・膝、足装具を選定します。装具を装着することで、理想の歩行に近づけることが可能になります。
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自走式トレッドミル
自走式トレッドミルで歩行訓練を実施します。軽い傾斜面を歩くことで、足の前方に体重をのせる感覚が得られやすくなります。